ようこそ。睡眠不足なプログラマのチラ裏です。

君子豹変す


たとえ誰が何を言おうと「自分はこう思う」という基準を内面に持つべきだ。
そして同時に、何故そう思うのかを説明できるバックボーンを持っているべきだ。
ただし、他の意見が正しいと認めて、自説を曲げることができることも更に重要。
価値のなくなった自説にいつまでも固執することはありません。
これが本来の意味での「君子豹変す」です。



間違った使い方をしている人が多いためか、
われわれは「豹変する」と耳にすると、何か悪いイメージを想起しちまうわけですが、
易経「君子豹変す」の本来の意味は、気が狂ってしまうだとか、
自分の意見を持たず、すぐに掌を返す「女心は秋の空」*1のような意味ではないよ。


間違いを指摘されたら其れを直ぐに認め、糺す事が出来るっ人。
自分を変えることのできる人のことを言います。
つまりこれ、褒め言葉ね。

*1:「男心は秋の空」でも同じ。