ようこそ。睡眠不足なプログラマのチラ裏です。

バグから出た誠

ブログタイトルの一部にもなっている「バグ」に関する小話をひとつ。


対戦格闘ゲームの面白さを増す要素のひとつである「キャンセル*1」と言うものがありますが、
あれはそもそも、ストII*2における「バグ」でした。
後に多くの格闘ゲームにおいて、それは操作テクニックとしての「仕様」として採用されることになりました。*3
たまたま混入した、「バグ」のおかげで、後の対戦格闘ゲームの面白みは大幅に増したと言えるだろう。


最近では対戦格闘ゲームにとどまらず、アクションゲームにも
この「キャンセル」が導入されていること多いですね。
例えば、悪魔城ドラキュラシリーズですとか、メタルギアソリッドとかとか。

*1:強パンチ後、通常ガードされて繋がらないはずの波動拳が、強パンチの戻りモーションを波動拳のモーションでかき消すことで、連続で繋がるようになるバグがあった。このようなモーションをかき消す操作を「キャンセル」と呼ぶ。

*2:ストリートファイターII

*3:今では、対戦格闘ゲームにおいて、キャンセル技は欠かせないものとなっている。