ようこそ。睡眠不足なプログラマのチラ裏です。

急がば回れ

2ちゃんねるより引用
34 :仕様書無しさん :2007/03/29(木) 09:27:49
そもそもそのへんの会社や派遣プログラマに、積極的に良い物を作りたいいう動機がない。
OOPアジャイル開発は、優れたアプローチっていうか、俺らからしたら常識なんだけど、
ゴミプログラマは勉強する手間より小手先で終わらせることを選ぶ。
理由は覚えるのがめんどくさいから。
ドラゴン桜の「目の前に川があって向こう岸に渡りたいときどうするか」っていう話。
凡人はずぶぬれになって渡る。東大生は周辺を探してぬれずに渡る方法を探す。
凡人は探す方が手間だしめんどくさいと思う。
東大生はぬれずに渡る方が楽する方法だと思う。
ホントに東大生がそうかどうかは別としてPGには当てはまる。
OOPアジャイルなんかまわりくどいし覚える時間が手間だし開発遅くなるってのは、
まさにずぶ濡れで川渡る奴。一PGとしての結論は、
どんな優れた設計手法・開発手法があろうが、やる気のない奴はそれに従わない。
これは絶対不動。だからチーム開発でデスマは絶対になくならない。
自分がデスマらないための一番の方法は独立して無能PGと一緒に仕事しないこと。

そう言えば、漫画「ドラゴン桜」で桜木先生がそんなことを言ってたっけ。
なかなか面白いメタファですな。


そうですね。どういうわけだか、この業界では、
橋を探そうとせず、泳いでずぶ濡れになって川を渡ろうとする無能な人が多い気がする・・。
泳ぎ方もいろいろで、クロールや平泳ぎもいれば、
背泳ぎやバタフライもいたりで・・・笑えます(笑い事ではないんだが)。
誰が言ったか、「急がば回れ」っつー、有難いことわざを肝に銘じて欲しいものだよ。


もちろん、橋やボートを探して、濡れずに川を渡ることを選ぶ人もいますよ。
そういう人と一緒に仕事ができたら、ちょっとだけ幸せな感じですね。
けど俺が思うに、企業ってのは、きっと「橋やボートを自ら作ることができる人材」が欲しいはずだあね。
そういう人がもっと評価される土壌ができてゆけば、
おのずと、力技で泳ぐことしか考えない「ずぶ濡れ人」は淘汰されてゆくだろうし、
きっと業界は良い方向に向かって行くんだろうけどねえ・・・(遠い目)。


しかしそれは理想論で、実際の現場では、
橋やボートを使って川を渡った賢い人が無事に川を越えた後、「よっしゃー!」と歓喜していたら、
ずぶ濡れになって川を渡ってきた無能な人たちに土足であがられ、台無し。
プロジェクトびしょ濡れ。それが、この業界のオチ。
せっかく橋やボートを作っても、わき目も振らずに独自性を突っ走って
泳いで行く人の多いこと多いこと・・・、ああいやだいやだw


そもそも、十分な教育もせずに、いきなり現場に放り込んでしまうような、
この業界の体質そのものが「悪」ってのは、もちろんあるのだろうけどねえ・・・。*1
それ以上に、個人個人の「リテラシーの低さ」の方に問題がありそうな気もするんだが。
いかんともしがたい問題でありますなあ ┐(;´ー`)┌

*1:自分も若いころ、右も左もわからない状態で、でかいプロジェクトにいきなり放り込まれましたw