ようこそ。睡眠不足なプログラマのチラ裏です。

「スマートタグの表示」のショートカットキーの既定値がShift+Alt+F10というのは使いづらい件。Shift+Alt+Zでよくね?

Visual Studio2005以降では、Eclipseなんかに比べるとまだまだ貧弱とはいえ、
便利なリファクタリング機能がいくつかある。たとえば、フィールドやメソッド名を変更するとき、
スマートタグを表示することで、参照されているものすべての名称を一括して変更することができる。
 

 


あるいは、クラスやインターフェイスに対してメソッドのスタブを作成したり、
インターフェイスの実装スタブを作成したり、足りないusing を自動でファイルの先頭に追加できるなど、
開発効率を向上させる便利な機能がいくつか用意されている。
まだ活用されていない方は勿体無いので意識的にガンガン活用するとよいと思う。
とはいえ、C#では利用可能であっても、なぜかVB.NETでは使えないリファクタ機能が多く、
VB.NETユーザーの方は、指を咥えて我慢するしかないという悲しい現実はあります。



この便利なリファクタ機能を利用するための、スマートタグを表示させる方法のひとつとして、
文字列の末尾にマウスカーソルを合わせてクリックするという方法があります。
しかし、いちいちあのような狭い範囲にマウスカーソルを重ね合わせてクリックするという操作は
非常に面倒くさく、効率がよろしくない。ですので、頻繁にVisual Studioのリファクタ機能を使うような開発者であれば、
ほとんどの場合キーボードのショートカットキー操作で表示させたくなります。


そこで既定値として割り当てられているショートカットがShift+Alt+F10というわけです。
これは、開発者が頻繁に使うことを想定した設定とはとても思えません。
個人差はあると思われますが、両手での操作が必要になるので、非常に押しにくいショートカットだと思う。
自分は、リファクタ機能を使うときにこのスマートタグ表示を頻繁に利用するので、Shift+Alt+Zに設定しています。
この設定であれば、左手のキー操作とEnterキーでの確定操作だけで、手軽にリファクタ機能が利用できて、ちょっと幸せです。