独習ASP.NET第3版を頂きました。
3月26日に参加した第56回CLR/H勉強会にて、WINGSプロジェクトさんより「独習ASP.NET第3版(翔泳社)」を頂きました。
WINGSプロジェクトさん、翔泳社さん、id:naoki0311さん*1、CLR/Hスタッフの皆さん、どうもありがとうございます。
- 作者: 山田祥寛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/02/16
- メディア: 大型本
- 購入: 11人 クリック: 107回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
わたしはこれで再入門しました
その名の通り、ASP.NETの基礎をひととおり独習できる内容となっています。
ASP.NETの特徴や仕組みについて丁寧に解説してあり、理解度チェックとして確認用の練習問題も付いています*2。
世間の流れはASP.NET MVCとなりつつありますが、かと言って昔ながらのASP.NET開発の知識が不要というわけではないので、
技術的な背景をしっかり押さえつつ網羅的に学習できる書籍の存在意義は大きいと思います。
こちらの書籍はサンプルコードも豊富(配布ページよりダウンロードすることができる。VB.NETとC#有り)なので、
VB.NETあるいはC#の経験さえあれば、スムーズかつ効果的にASP.NETについて学習することができます。
ASP.NETをはじめてみたい方はこの書籍で入門してみてはいかがでしょうか。わたしはこれで再入門しました。
個人的によかったところ
・第2章 ASP.NETの基礎
基本的なASP.NETの仕組みを学習できた。いままで「なんとなく」だった部分が明確になった。
・第7章 状態管理
HTTPはステートレスなプロトコルなので、ASP.NETでは複数ページ/リクエスト間での情報維持の方法を熟知している必要がある。
局面に応じて、どんな状態管理機能を利用するのが良いかの判断基準を得られた。
・第10章 部品化技術
「部品化」は、ASP.NETに限らずアプリケーション開発では基本的なことで且つ大事なところ。
HTTPハンドラーとかPage派生クラスとか。ASP.NET3.5との互換性についても触れられている。参考にしたい。
・第11章 Ajax開発
JavaScriptを用いてAjaxなWebアプリは書いたことがあったが、ASP.NET AJAXは使ったことがなかったので勉強になった。
・付録A IISへの配置
実際に開発したWebアプリをIIS(7.5)へ配置する方法について解説がある。初心者にやさしい。
おまけ:F#でもASP.NET開発
「独習ASP.NET第3版」 P14より引用
C++、F#はASP.NETの開発には利用できません。一般的に、ASP.NETの開発にはVisual Basic、またはC#を使用します。
一般的にはC#あるいはVB.NETを利用します。はいその通りです。
その通りなのですが、「F#でASP.NET開発」はできないこともないです(C++は知らない)。
id:fitsさん
F# で ASP.NET - なんとなくな Developer のメモ
http://d.hatena.ne.jp/fits/20100906/1283766723
id:bleis-tiftさん
F# でブログアプリを作る (Very Easy 編) - 予定は未定Blog版
http://d.hatena.ne.jp/bleis-tift/20101211/1292074867
F#でのASP.NET開発は、「できなくもないが、あえてする理由もない」というのが現状です。
あえて茨の道を行く必要はまったくありませんが、F#は“できる子”です。
「HTML5基礎」を頂きました
先日参加した第57回CLR/H勉強会にて、「HTML5基礎( 毎日コミュニケーションズ)」を頂きました。
WINGSプロジェクトさん、どうもありがとうございます。こちらも読み次第書評を書かせていただきます。
- 作者: WINGSプロジェクト片渕彼富,山田祥寛
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2011/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 87回
- この商品を含むブログ (11件) を見る